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zoom RSS SIGMA sd Quattro(Ver.1.02)で競走馬を撮る

<<   作成日時 : 2016/09/24 00:05   >>

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シグマのsd Quattroにファームウェアバージョンアップがありました。
以前のバージョン1.01のAFは論外のAF速度でしたが、1.02で相当マシになったようなので、大井競馬場にカメラを持ち出してテストをしてみました。
以前のバージョンでは走る馬どころか、あるく誘導馬にすらピントを合わせるのが難しい状況でしたが、大分改善しました。
下の写真はsd Quattro+C150-600にて撮影です。

とりあえず歩く馬に合わせるのは楽勝になりました。
普通のカメラなら楽勝ですが、このカメラで考えるとかなりの進歩です。
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走っている馬をAF-Cで追いかけました。撮り終わってみたら、この1枚しかピントは合っていませんでしたが、以前のバージョンでは置きピンをしないと撮れない状況でしたので、かなりの進歩です。
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安定性に欠けますので、このカメラで競走馬が撮れるとは言いづらいですが、このくらいなら、ちょっと慣れればすぐとれるようになるのではないかと思います。
ただし、このくらいの写真が毎回撮れるわけではないです。
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いくつかコツが。
まず、これまでMFばかり使用していたので気が付きませんでしたが、AF-SやMFの時と、AF-Cの時には、AFの駆動方式だけではなく、EVFと背面液晶の表示方式が変わります。
AF-SやMFの時には一度シャッターを切るといったん画面が黒い表示になりますが、AF-Cのときには動きは停止するものの、黒く切り替わることはありません。
これ、大きく期待しているとがっかりするのですが、MFでピントを追いながらシャッターを切っていたものからすると、ちょっとびっくりするくらいマシになっていると感じるかと思います。
マニュアルのAF-SとAF-Cのページを見ても表示方式が切り替わる点については触れられていないので、気が付かない方もいらっしゃるかと思います。
が、黒く落ちなくても画面が固まっていることに違いはなく、これをもって腕さえあれば動体でも撮影可能だと断言は到底できないレベルのものではあります。
EVFが固まっても、裏でAFは被写体をとらえ続けていると信じてカメラを振ると、上に載せたような馬の写真が撮れていたり、撮れていなかったり、といったような感じです。
まだSD1Merrillの方が動体では使いやすいのが実態だとは思います。
ただ、相当マシにはなったとはいえると思います。

ちなみに、同じ条件でマウントアダプタMC-11とα6000の組み合わせも試してみましたが、比較の問題でいえば、素晴らしいピントの食いつきでした。
下の5枚はα6000+MC-11+C150-600 動作保証外であるAF-Cの組み合わせですが、間のコマを間引いて掲載しています。
実際はこの写真の間にも撮れている写真が7コマあり、おおむねピントは合っているようです。
全部アップロードするのがかったるいので間引いて載せています。
一眼レフの方が撮りやすいのは確かですが、この程度の速度・大きさの被写体で、真っ暗ではないのであれば、マウントアダプタ経由のミラーレスカメラでも何とか撮れてしまうこともあるようです。
私はSD1Merrillの方が好きですが。

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sd Quattro を使う方に覚えておいていただきたいのは、「電池は早めの交換が良いかもしれない」ということです。
下の写真は電池切れ直前に撮った写真です。

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電池が減ってくると画面に走査線が写ったり、画面全体が青っぽくなったり、緑がかったりすることがあるようです。
この現象は3回遭遇しましたが、3回とも非純正の電池使用時に発生しました。
ただし、私は純正電池3つと非純正電池5つをローテーションで使用しているので、非純正電池が原因だと断定はできかねます。電池が減り始めたら交換してしまうのが一番良いかとは思います。

全般的には私はsd Quattroには否定的です。
Merrillよりも色は素直で被写体を選ばなくなりましたが、キレは無くなったかと思います。
ゆっくりであれば確実に絵にすることができるようになったQuattroに対して、外れは多くても当たりのハマり感はMerrillの方が大きかったように思います。
安定を追うのであればせめてもう少しEVFとAFがマシになってくれれば、と思っていたところ、ファームウェアのアップデートが。
かなりAFはマシになりましたが、「良い」とは言いたくないレベルではあります。
EVFや背面液晶の表示方法についてはAF方式に連動して変わるのではなく、あくまでユーザーが使いたい方を選ぶことができるようにするのが、本来のシステムカメラのあり方だと思います。
MFで被写体を追うユーザーからすれば、AF-Cでブラックアウトをしなくなる設定があったとしても、ほぼ無意味です。sd Quattroについては、機能も操作性も、もう一歩頑張ってほしい印象です。

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