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zoom RSS フレークフードの使い分け

<<   作成日時 : 2016/06/26 20:26   >>

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小型熱帯魚用の乾燥人工飼料は大きく分けて「顆粒状」のものと「フレーク状」のものがあります。
熱帯魚の餌で最もメジャーなものの一つが「テトラミン」です。フレークフードの代表格といえるのではないでしょうか。

最近は熱帯魚の愛好家と話をすることがほとんどなくなりましたので、最近の傾向がどうであるのかはわかりませんが、ベテランになっていくほどフレーク状の餌よりも顆粒状の餌を使うひとが多くなるように思います。
顆粒状の餌とフレークフード、どちらがいいのかは飼育する魚によるのでしょうし、個別の銘柄により栄養価は違うのですから、形状の違いよりも製品の違いを議論するべきなのかもしれませんが、フレーク状の餌を使う人が減っていく理由は、何なのでしょうか。

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私は最近テトラフィン(金魚向けのフレークフードです)をよく使用しています。
テトラフィンを与えてみて思うことは、「大きい魚から小さい魚まで、餌がよくまわるなー」ということです。
一番顕著なのはコイ科の魚で、それも底をつっつきまわして餌を探すタイプの魚の動きが違います。
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テトラフィンを与えた後では、とにかく底を突っつきまわしている時間が長いように思います。
これは魚が餌を食べた際に、飲み込まずに砕けて漂う餌の分量がほかの餌より多いからではないかと思います。表層や中層でフレークフードを食べた際に、エラから細かく餌が砕けて水中を漂う様子が見られます。
その量が活き餌や顆粒状飼料より多いのではないかとおもいます。

ベテランになればなるほど飼育をする魚の種類が偏ってきます。餌も無駄なく与えられるようになります。
フレークフードは多くの種類が雑居している水槽では餌が回りやすくなる利点がある反面、砕けて漂う餌が多いということは、その分水を汚しやすくなります。
栄養価だけではなく、このあたりもベテランの飼育家がフレークフードを使わなくなっていく理由なのかもしれません。

水面で餌を食べるデルモゲニーなどには間違いなくフレークフードは良い餌かと思います。
嗜好性については、顆粒状のよくできた餌にはやや劣る印象はあります。
我が家では、ベタのスマラグディナはテトラフィンの赤いやつだけを見定めて食べます。同じベタの仲間でも、チャンノイデスはテトラフィンに見向きもしません。
トラディショナルベタについても、「ひかりベタ」はよく食べるうえ、エラから餌がぐずぐず崩れて出てくる量が少ないようです。テトラフィンを与えると、水中に細かく餌をばらまいてしまっているのを観察できます。

小型魚についてはあんまり栄養価を気にしないでも問題なく飼育ができることが多いと思いますが、餌の行き渡りや食べ残しを考えて餌を与えるのが良いかと思います。
雑居水槽でいろいろな魚を飼っている方はフレークフードを有効に使えるかと思います。
テトラフィンはとにかく安くて、まあまあ多くの魚が食べてくれるので、割とおすすめです。

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